本日の太極拳応用クラス〜分脚〜

公園の木かげで蚊取り線香をつけながらの今日の応用クラスは、分脚(ぶんきゃく)をゆっくりと丁寧に行いました。
分脚とは、体の中心に蹴り足を引き寄せてから膝を上げ、膝下を分け開いて相手に蹴り込む技です。
まずはゆっくりと1人で動きを確認した後、実際に相手の右上段突きを左にかわして右足で蹴り込む練習をしました。斜め左に進みながらウェストも左にねじって相手の視界から消え、そして右斜めに蹴り込むという動きは、太極拳の分脚独特の動きです。
相手の攻撃先から消えてしまうのと同時に、相手のお腹の急所や横腹の急所、またもっと相手の横に入りこんで背中に分脚を蹴り込む練習もしました。全て、膝の上がる方向へ真っ直ぐと体重を乗せていくだけですから、最終的に全体重はつま先(前足底)または甲全体に乗ってロスが無く相手に蹴り込まれます。

套路では、蹴り足を体の中心に寄せて膝を真っ直ぐに上げます。その時上半身は十字手が始まり、十字手の内にエネルギーボールがありその中心に力がたまります。十字手が丸く極まってくるときに、膝も極まって上がってきます。そして膝が上がった方向に真っ直ぐと膝下の足が伸びていき、足先へと勢が伝わって全体重が移動します。同時に十字手は左右に粘りながら開いていき、開ききったところで蹴りが決まっています。
このように、太極拳の分脚は足が上がる方向に無理なく自然と蹴りが出ることを練習します。
今まで結構力んで蹴っていた生徒さんが、今日の練習で少し力みが取れて蹴られるようになりました。

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