本日の太極拳基本クラス

よく晴れた強い日差しだったけど、みたけ台公園の木陰は爽やかで、楽しく基本クラスを行いました。今日の型は、高探馬と倒攆猴。
高探馬という型は、ウェストのところをねじるようにしてねじった勢いで打ち出す型です。そこから、足を前へすりだしてそれを地面で止めた時に体に起こる慣性を使用して、掌をミサイルのように発射する、帯穿掌という型も行いました。合わせて高探馬帯穿掌といいます。
次に、お猿さんが後ろに下がっていくような型で、倒攆猴という型を行いました。
これは、高探馬と対比して、ウェストのねじりを体に伝えて体を平面にしてしまうことで、相手の力を流しながら、反対側で相手に打ち込む型です。
ウェストのねじりをどのように体に伝えていくかで、様々な動きができあがっていくことがとても面白いと思います。

高探馬

BY ADMIN, ON 10月 9TH, 2010

高探馬とは、「高く馬を探(さぐ)る」と書き、乗馬の前に、馬の鞍を確かめる形に似ている動きです。武術的には、この様な用法ができます。(★やってみせる)~

***動きの解説(左向き高探馬)

①立禅の姿勢から、左足に少し重心を移動させながら、右足つま先を90度左に向けて重心を移しながら体も左へ向ける。両手は自然に横へ広げる。★~

②重心は完全に右足に移し、左足はつま先を脱力したまま右足つま先の前まで引き寄せてきます。それと同時に、手首を落としながら両手のひらを自分の方に向け、指先は上にします。★~

③左足をつま先は床にするようにしながら少し引き寄せると同時に、右手はみぎ肩から弧を描くように少し上げ気味にしながら前に打ち出し、左手は手のひらを上に向けながら左腰あたりまで引き寄せます。

④虚歩の姿勢になりながら、前足の膝は少し内側に意識を向け、打ち出した手は手刀で前へ、腰は左にひねるようにし、体がひねられるような感じになります。

***逆向き、繰り返しの練習

反対も続けてやってみましょう。①左足を右足前に引きよせ、つま先を内側に180度向きを変え、重心を左足に移しながら体も向きを変えます。同時に両手は前後同様に大きく広げます。②〜④は逆向きに同じ事をします。★~

左右続けてやってみましょう。★~

音楽に合わせてやってみましょう。★~

***呼吸法

次に呼吸を入れてみます。①②で吸い、③④で吐きます。特に、②は吸いきった漏気、④は吐ききった漏気が生まれます。それによって、動きにふわっとした無極の部分が出てきます。ゆっくりやってみましょう。★~

引用元: 高探馬 « AeroTaichi.

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