本日の応用クラス『攔捶(らんすい)』

水曜日のこのクラスは、毎回笑いが起こる、女性ばかりで和気あいあい。3年続けている生徒さんは、「最近ますます太極拳が楽しくなってきた!」と言います。そうそう!太極拳は、気持ちいいのはもちろんのこと、自分の中心から外へ、外から中心へといったムチのようにしなやかな動きで周囲と融合して行く感覚がわかってくると、本当に無邪気に遊んでいるような楽しい気持ちになっちゃう動きなんです。この感覚を生徒さんと分かち合えるのは、とっても嬉しいことです。

今日の型の応用練習は、『攔捶(らんすい)』。相手が上段に拳を打ち込んでくるものを、後ろ重心になって左手を前に伸ばし、前に重心を移しながら欄間を作るように左手で受け流しながら(攔)、右拳で相手の中段を突く(捶)練習です。

実際に相手に攻撃されると焦って力が入ったり、攻撃前に動いたりして笑っちゃう中、以下のポイントを確認しながらゆっくり動いて、練り上げて行きました。

 

『この型は、転動の勢(円の動きを使って拳をよけて相手の範囲に入る独特の動き)。欄の理合(拳が絶対に当たることの無い欄という衝立を体で作る技術)。進歩(体重を全て移動する技術)。偶力(並行する力を一点で合致させる技術)が全てできあがっていないとなしえません。

引用元: 静かな戦闘術・楊式太極拳 « 王流楊式太極拳.』

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